今日一日使ってロボティクス・ノーツ完全クリア!
シナリオはやはり個別ルートを全てクリアしてからのトゥルー開放形式でした。
(ネタバレは追記に、結構長いです)
クリアしてから説明するのもアレですが、ロボティクス・ノーツは全12章に分かれております。
この内共通ルートが1~4章、5(綯)、6(ジュン)、7(フラウ)、8(アイリ)は個別ルート、
そして9~12章が最終ルートとなり、9章以降に進むには8章までをクリアすると
タイトル画面に9章ルートへの進む選択が出ます。
本当にシュタゲと殆ど同じ形式でしたね、カオスヘッドもこんな感じだったのかな?(カオヘだけやってない)
では、クリア記念に、全12章のもっさりとした感想でも
『1~4章』
ゲームスタート開始からしばらくは高校でロボコンに優勝する為の話、
そしてロボ部の仲間が集まる話って感じでしたが
ここが少々長く感じた為、ちょっと途中でだれてくる感じがありました。
シュタゲほど通常時の会話で笑えたりしない為、余計そう感じてしまったのかも。
それと序盤はカイ(主人公)がアキに冷た過ぎるのが気になって仕方なかった。
『5章 個別 綯ルート』
キルバラで綯さんとカイがバトルのが大半、でも海のシーンはナイス開発と言わざるを得ない。
何気に水着シーンがあるのは綯さんだけでしたね。
内容的には正直おまけ扱いが否めない、一緒に東京行っちゃえば良かったのにね。
『6章 個別 ジュンルート』
ドクとその孫であるジュンが仲直りするルート。
はっきりいってカイとジュンの恋愛ルートとはお世辞にも言えない。
ジュンを掘り下げる部分も自宅での夕飯シーンぐらいかな?
でも、シナリオ的には王道な展開で個別の中でも悪くなく、むしろ一番良いかも?
ドクとジュンの仲直りシーンは良かった。
『7章 個別 フラウルート』
フラウの自室で二人きりで風呂も入らずに何時間も過ごす退廃的なルート。
フラウが関東でロボを暴走させたという疑いが掛かってしまったり
シナリオ的にはシリアス風味、真面目な時は少しどもり気味の普通の女の子なフラウ。
やっぱり個別ルートは短くて、どうも内容に無理矢理感が強い。
でもフラウがちゃんとカイに惚れたっぽいのでアリ!
『8章 個別 アイリルート』
やっぱりアイリルートあったのか、そして釘宮ボイスの時間。
アイリはポケコン(携帯みたいなん)内のアプリという
二次元の存在だけどどうするのかなと思ってたら、そのまま二次元の娘としてキスまでしてた。
アイリはゲジ姉、更には現実世界の愛理まで出てくる為、中々にややこしい展開に。
シナリオ的にはコールドスリープで本体が生きてるというのは、案外予想の範囲内。
そしてこのシナリオで君島コウさんが出てきますが、良い人っぽく見え過ぎたので逆に怪しい。
最後は二次元のアイリが消えてしまうけど、ゲジ姉だけは残った。
ちゃんと後の展開に全て複線が張ってあったシナリオでもあり、面白かった。
だが、アイリとの恋愛部分はこれも微妙と言わざるを得ない、でもラストシーンは良いね!
『9章 あき穂ルート①』
9章から12章まではトゥルールートであり、あき穂ルートと呼ぶべきシナリオ。
特に9章からはシナリオが一気にシリアスに・・・
瑞榎さんのHUG(足に付ける補助機械のようなもの、足が不自由でもこれで歩けるようになる)
が暴走して崖から転落 → 死亡 の流れはきつかった・・・
正直、シナリオの序盤でHUGを装着してる人は怪しいかなと思ったりしてたんですが
丁度主人公と瑞榎さんが二人きりで話している最中に暴走して
瑞榎『足が勝手に・・・!』カイ『うわぁぁぁぁ!!』
このシーンは本気でドキドキしました。
というか、ロボティクス・ノーツで見てて間違いなく一番緊張する場面です。
スバル(後輩男)もロボットの起動実験中にロボの下敷きになるという地味に酷い目に。
でも瑞榎さんのシーンのショッキングさがでか過ぎて、余り印象に残らない。
どちらかというとミッチー(ロボ部顧問)の土下座にすらインパクトでは負けていた。
『10~11章 あき穂ルート②』
一旦ロボ部が解散となり、カイとアキを中心に舞台は種子島から関東へ。
シナリオ展開はガチシリアス展開に、結局は地球&人類の滅亡すら掛けた戦いに発展。
しかしながら、電子戦ともいうべきかネットを利用した情報でのテロ展開は中々面白かった。
君島コウが黒幕だとはっきりしましたが、予想してたので驚きは無し。
だってカイは序盤からレポートに振り回され過ぎだったしね・・・
ミサ姉との電話の時点で怪しいとは思ったけど。
この辺りからは結構シナリオ展開が強引で勢いだけで進んでる感じも見られます。
でもシナリオ後半のアキの君島コウに対する叫びのシーンは最高。
ここでのアキのCGはトップを狙えのタカヤノリコを彷彿させます。
『12章 あき穂ルート③』
ついに最終章、色々あって、最後の敵はミサ姉と君島コウに、
種子島からロケットを通じて宇宙に向かってブラックホール爆弾が発射されるから
それを止める為に関東から種子島にスピード帰還するカイとアキ。
つか上の2行でロボティクス・ノーツのほぼ全てのネタバレが集約されております。
この辺りも本当シナリオ展開がちょっと強引w んでロボ部復活も結構強引。
でも倒すべき敵が分かり、倒すべきロボも判明、
更にはこちらのロボットの改装作業も始まりで、
最終章らしくこの辺りはロボアニメ展開として結構熱い展開。
ちなみに9章からはカイもアキにやっとこさ素直になってます。
カイとアキのキスシーンはやはりメインヒロインはこうでないとってぐらい良いシーン。
でも、この二人の一番好きなシーンは
9章ラスト辺りのカイがアキにキルバラでわざと負けて
『アキちゃんとずっと一緒に居るよ』と事実上の告白しちゃってるシーン。
あそこから完全に二人は恋人状態にしか見えない。
ラストはミサ姉の乗るロボ VS カイの乗るスーパーガンつく1の対決
ここは流石に熱い展開になってはいますが、ミサ姉の凄さがそこまで伝わらないのが勿体無い。
ロボティクス・ノーツは以外とロボ戦は少ないので、ガチのロボ対ロボはこのシーンぐらい。
まさかの4回連続の発作スローモーは熱い、しかしちょっと使い過ぎだろw
発作が唯の便利機能になってしまった感じ、『がはっ』とか『ぐぅっ』みたいな感じで
呻く割には上手く発作使いこなしてて凄過ぎるカイ、良く生きてたなコレw
当たり前ですが、最後は主人公が勝利、ミサ姉は生きているが恐らくこれから罪を償う。
そして全ての黒幕の君島コウ(体は死んでてすでに存在は二次元になっていた)消滅。
まさに全て解決大団円、ロボ部の活躍は地球を救い種子島の面々もロボ部を祝福。
本当の本当のハッピーエンド!ロボティクス・ノーツ完!!
・・・良い話だったし、面白かったけど瑞榎さん死ななくても良かった気が><
瑞榎さんの死がショック過ぎた部分もありますが、それ以外の展開が結構ぬるかったからかな。
では、最後に1つ前の記事に書いたトゥルーシナリオ予想の答え合わせを
『ミサ姉は敵と見せかけて味方、場合によっては死ぬ』
外れ。洗脳されてたとはいえ、シナリオ上はずっと敵。
実はロボミサ姉とかが居るのかなとか思ってましたw
でも、最後まで死ななかったので良かった。
『ゲジ姉は敵に操られる、もしくは元々敵側の関係者、でも最後は味方』
当たり。本当に敵が作った存在 → 操られて主人公達に攻撃 → でも最後は味方
まさかの全てが当てはまるドンピシャの予想通り・・・
君島コウが黒幕かなと思ってたから、君島コウが作ったアプリであるゲジ姉は
敵側の存在だろうなーとか予想してたら本当にそのまんまだった。
『敵は暴走したロボット軍団、主人公側はガンつく1、またはガンつく2、
またはその2つを合体させたガンつくEXで戦いに挑む。』
半分だけ当たり。別にロボット暴走はラストでは全く無くて世界の混乱の殆どはブラフだった。
こちら側のロボットはスーパーになったガンつく1でした。
ガンつく2がベースに1と合体させるかなと思ったのですが、
ガンつく2はミサ姉側にぶった斬られちゃいましたw
『スパロボばりの戦闘、そしてスパロボ次回作への出演フラグを立てる』
外れ。まぁマブラブぐらいの戦闘でしたね。
出演フラグはへし折られた!でもミサ姉の乗ってるSUMERAGIとKANNAGIは出れそう。
『チャンスの時、ピンチの時にあき穂や主人公の発作が発動する』
当たり。というか使い過ぎw
カイのスローモーは凄い役に立ってたけど、アキの発作は何の意味も無かった・・・
アキ側の発作もちょっとは役に立つシーンがあれば良かったのにね。
それが足を引っ張る事になったとしても、アキの大ピンチをカイが助けるとかあれば面白かったかも。
『スバルがお父さんと和解(トゥルーよりもっと前にやりそう)』
当たり。(つか当たり前とも言える)
12章でめっちゃ軽い感じで和解してた、あっても無くても左程変わらない設定だったかも。
でもまぁスバルの数少ないキャラを掘り下げるシーンだから外せないか。
というか、スバルのミスタープレアデスはもうちょっと他の場面でも使ってやれよw
『フラウのお母さんは生きてる(希望)』
外れ。君島コウに操られて死んだっぽい、残念過ぎる
『ラスボスは君島レポートを書いた人(君島か別人かは分からん)』
当たり。君島コウが生きてるとは思っていましたが
体は死んでいて存在が電子化していたとは思わなかった。
『主人公があき穂にデレる(頼むからデレろ)』
当たり。デレて本当に良かった、アキは良い娘ですよ本当に。
『ロボ戦最後の決め技はあき穂の考えたタネガシマシン3で使ってた
スライディングみたいな奴、もしくはガンヴァルなんとかw』
半分当たり? ラストの決め技はガンヴァルアンクストライカー(だっけかな)
一応スライディング取り付けたい的な会話はシナリオ上で出て来たけど、
時間が無いと却下されてました、代わりにパイルバンカを取り付けたりで
どちらかというとスバルのロボの武器がガンつく1に+された感じでした。
『無害そうな人がいきなり裏切る、商店の女の人(名前忘れた)、ミッチーとか(洗脳される)』
外れ。瑞榎さんはミサ姉がプレゼントしたというHUGを使用していたので
何かあるかなと思っていたら、死んでしまった・・・トラウマやわぁ。
そしてもう一人のミサ姉の友人であるミッチーですが、普通に良いキャラで終わりました。
裏切りとは違いますが、本体の方の愛理が君島コウに洗脳されて
カイ達を銃で撃とうとする、という場面がありましたが、
ここで愛理が出て来たのはシナリオ的に上手いなぁと思いました。
しかし君島コウは万能過ぎるよねw
予想は大体当たっていた、という事は分かり易いシナリオだったのかなと。
なんというか、だいどんでん返しみたいなのは余り無かったので
最後まで王道だったかなと思います。
最終的にはシュタゲは超えていないと思いますが、十分面白かったです。
アキみたいなノリの娘が居て本当に良かった、他のキャラが冷め過ぎだよw
どうでも良いけど一番可哀想だなと思ったのは
フラウルートで出てきた、記憶を操作されて自分に嫁と娘が居ると思わされて
色々と犯罪を犯した挙句最後は殺されちゃった人、
この場面で記憶が混乱している所が悲惨過ぎた。
8章辺りから一気に最後までクリアしたので読後感は中々良かった♪
でも、ロボ部の面々はもっともっと掘り下げてあげるべきだったかなと。
個別は寄り道タイプじゃなくて、きっちりと長めに作っていたら評価はもっと高かったかもです。
最初から完全に一本道でも何も問題が無い構成だったので、
シュタゲみたいに今後ドラマCDとか出る程になるかは分からないけど、
ロボ部の他の展開も見てみたいですね。
現在のミサ姉とカイとアキがちゃんと会話するシーンは見たかった。
とりあえずロボティクス・ノーツはこれでクリア!
さて、次はアーシャのアトリエでもやりますかねw
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